photter's photo diary

日々の暮らしで感じた「心に一番近いコト」を写真と言葉でつづります。

受け手に想像の余地があるということについて

今日は渋谷の写真の学校で開催されたワークショップ
写真×川柳でキャプション力と表現力をつけよう!
に行ってきました。

自分の写真を客観的に観る方法の一つとして
川柳で表現する、というのは有効だと感じました。

他人の写真は冷徹に観れるけど
自分の写真は撮った時の気持ちや被写体への愛情で
思い入れが強くなってしまい、
その写真から何が伝わるのか分からなくなります。

でもそれを5/7/5の限られた文字数の中で
何かを伝えようとすると、
不必要な部分を削ぎ落すことが出来ます。

というのは、写真を観て分かることを
敢えて言葉にする必要がないからです。

雲が写っている写真でわざわざ「雲」を句の中に入れるのは
蛇足だし、伝えたいことはそれじゃないはず。

写真教室で教わっていくと
写真を説明するようなキャプションはキャプションじゃない
と言われるのですが、
伝えようとするあまり、説明的になってしまいます。

時間や空間を思い起こさせるようにして
観る人に想像する余地をつくる。。。

写真と同じですね。