photter's photo diary

日々の暮らしで感じた「心に一番近いコト」を写真と言葉でつづります。

ストリートスナップ

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2013年7月14日 江の島にて撮影

 

■7/20 昼からストリートスナップのインプット

中藤毅彦さんのストリートスナップゼミ(全6回)の

本日は初回でした。

 アンリ・カルティエ・ブレッソンをスタートに

ストリートスナップの巨匠から知られていない人まで

沢山のインプットがありましたよ。

 

発見がいくつかあって、一番新鮮だったのは

木村伊兵衛のパリの写真集。カラーの木村伊兵衛は初めてです。

写真も良かったのですが、あとがきが興味深かった。

その件はまた別の機会に。

 

■ストリートスナップゼミが終わってから

続いてのインプットはgallery916で開催の森山大道展です。

先のゼミで拝見した写真集に納められた作品を見ることができました。

中藤先生の言う通り、ゼミで観た写真集で右を向いていた犬は

写真展では左でした。

要するにどっちでも良くて、心地良いのが正しい向きなんでしょう。

 

先に見た写真集にも写真展の作品にも在りましたが、

衝撃的だったのは胎児の標本と思われる写真でした。

 

普通の感覚なら、いや普通とは何か?と問われると

明快な答えを持っていないのだけど、そうした胎児標本を

写真に撮る事自体タブーで、ましてそれを人に見せることも

普通の感覚なら忌み嫌われるのでは無いかと思うのです。

 

それをやってのけるのは、

自分自身の美意識で描いた光の粒子像を他人にみせたい

というシンプルな気持ちなのだと思う。