photter's photo diary

日々の暮らしで感じた「心に一番近いコト」を写真と言葉でつづります。

写真展探訪

世の中の「好き」を集めたら何になるだろう?

日曜日のぶらアートの〆、ニコンサロンに行ってきました。 juna21は神崎さんと同時開催で、 武山友子さんの写真展もゆっくり拝見。 孤独の空間、時間をいとおしむような写真だと感じました。 作者御自身がいらっしゃるのでお話を伺いました。 いつもの私は、…

視線

今日も今日とて、いいものを吸収する素敵な一日を 銀座一丁目→八丁堀→京橋→溜池山王→飯田橋→新宿、と堪能しました。 最後に訪れた新宿ニコンサロンは、 昨年12月のフォトラウンジで知り合った神崎さんの写真展。 観ていて不思議な気分になりました。 初めは…

写真は記録なのだろうか?

(Beijing Airport 2009) 写真は記録だというが、 世の中に出て来ない写真は本当に「記録」と言えるのだろうか? 二週間も前のことだけど、クーデルカ展に行ってきて思ったことだ。 プラハの春。ソ連軍の侵攻と戦う歴史的な出来事だが、遠い昔の離れた国の…

ジョセフ・クーデルカ展にて

国立近代美術館で開催の「ジョセフ・クーデルカ展」に行ってきた。 クーデルカはチェコスロバキア出身の写真家で、 プラハの春が代表作。喜びと哀しみの感情を表現する人だと思う (2014年1月12日 江ノ島にて) 今回の展覧会では7つの作品群に分けて展示され…

写真は微分にも積分にもなる。

昨日はたまたま立ち寄ったルーニーで 刺激される写真を観た。 作品のタイトルが Δt というもの。 写真とは瞬間を切り取ることができる。 しかし、瞬間は点ではない。 シャッターが開いている瞬間、それはある一定の幅の時間Δtだ。 その時間の幅を感じさせる…

写真の要素と集合体 アンドレアス・グルスキー展にて

グルスキーの写真については、いろんな詳しい解説が有るのでそちらを参考に。 僕なりの見方をするならば、 構成する部分(要素)と 部分で構成された構成物(全体)を等価に扱って撮る人だなーと感じています。 どういうことかというと、 例えば私たちは、ご…

写真の手がかり 〜アンドレアス・グルスキー展にて

猛烈な台風の近づく9月15日、グルスキー展に行ってきました。 一つ前の記事で写真を理解しようとする手がかりに 「何を撮った写真なのか?」 「どこで撮った写真なのか?」 というところを観覧者は気にされていた、と書きました。 「わからない 」という…

この写真は何を撮ったの? アンドレアス・グルスキー展にて

台風迫る9月15日、六本木の国立新美術館で開催されていた アンドレアス・グルスキー展に行ってきました。 ちなみに新美の玄関口では無数の傘が。 僕はこんなに沢山の傘が刺さった傘立てをみたことがありません。 グルスキー展は、作品よりも、それを観る…

アンドレアス・グルスキー展で発見したことは?

台風近づく9月15日、国立新美術館で開催の アンドレアス・グルスキー展に行ってきました。 混雑する会場と グルスキーが「デジタル加工を多用する」と説明している 新美のつまらない解説に呆れて、若干飽きていたところに カミオカンデの作品と巡り会いまし…

アンドレアス・グルスキー展に行ってきました(1)

日本列島に台風が接近する9月15日、 国立新美術館で開催の「アンドレアス・グルスキー展」に行ってきました。 有料の音声ガイダンスが、 ドラマ「半沢直樹」で浅野匡支店長の役を務める石丸幹二さん ということで、新美では初めて、音声ガイダンスを借りまし…

アイデンティティとは?

Tokyo International Photo Competitionという公募展の 本日レセプションということで 受賞作品を観に京橋の72Galleryに行きました。 私はこの公募展に応募するとき、 募集要項に書いてあったテーマ「civilization」って 一体何を求めているのだろう?と思い…

ストリートスナップ

2013年7月14日 江の島にて撮影 ■7/20 昼からストリートスナップのインプット 中藤毅彦さんのストリートスナップゼミ(全6回)の 本日は初回でした。

Bright Photo Exhibition 公募展

日本写真学院で公募展があり、展示していただいております。マットに入れて額装してもらうと、カッコいいですね。プリントは自分でしたのですがもう少しプリントを追い込んでも良かったなーと飾られた写真を観て思いました。ちなみに紙はピクトリコの月光シ…

志賀理江子写真展「螺旋海岸」

2013年1月5日(土) せんだいメディアテーク、仙台市 宮城県の北釜地区(仙台空港の近く)で暮らす志賀さんの243枚の写真は、 ベニヤ板の立て看板みたいなのに貼り付けられ、 フロア一帯に広がるように展示されています。 入り口で写真を説明する紙を渡され…

Alejandro Chaskielberg 写真展

2012年11月10日(土)、会期最終日だと当日知り急いで行きました。 大判写真という機材、満月の夜に長時間露光、という特別な撮影条件だからなのか、ポートレートではあるのだけど幻想的な世界観でした。大判ならではのボケ具合は美しく、物語性を豊かにして…

藤代冥砂写真展「FUJISAN」

女優さんやアイドルの写真で、なんかやさしい雰囲気ある表情でいいなーと思うときは大抵、藤代さんが撮られたものでした。こないだのBRUTUSで元AKBの前田敦子が表紙だったときがまさにそう。「FUJISAN」という名前の通り、富士山を題材にした写真です。女性…

川内倫子展 照度、あめつち、影を見る に行ってきました。

5月20日の日曜日、恵比寿の東京都写真美術館で開催の「川内倫子展 照度、あめつち、影を見る」に行った。プロの人が一つの被写体にいろんな視点で捉えたくさんの数を撮っているのだから、アマチュアはプロよりもたくさん撮らないと上手くならないと感じた…

蜷川実花写真展「桜」に行ってきました。

六本木ヒルズで今日まで開催の蜷川実花写真展「桜」に行ってきました。 http://www.roppongihills.com/events/2012/03/adg_ninagawamika.html 被写界深度浅めで撮っているのに空の色が飛んでなく 桜の色と青空の対比が美しい。 多分、シャッタースピードは速…

ジム・ブランデンバーグ写真展

ついに買ってしまいました、iPad2。 イーモバと同時契約で四万円安くなるというエサに釣られて。 自分の写真を見せる時に便利だなあと 最近強く感じたので、 iPad3の噂は知っていたけど、待ってばかりでは いつまでたっても買えないからついに購入! さて、…