photter's photo diary

日々の暮らしで感じた「心に一番近いコト」を写真と言葉でつづります。

藤代冥砂写真展「FUJISAN」

女優さんやアイドルの写真で、
なんかやさしい雰囲気ある表情でいいなー
と思うときは大抵、藤代さんが撮られたものでした。

こないだのBRUTUSで
元AKBの前田敦子が表紙だったときが
まさにそう。

「FUJISAN」という名前の通り、富士山を題材にした写真です。
女性をやさしく撮る人のイメージだったので意外でしたが
富士山の内面を映し出しているという意味では、
同じように被写体と向き合っているのだと思います。

よくある富士山をドーンと撮った写真ではないのは
いいですね。
特に夜の山頂付近の写真が良かった。
プリントの質が素晴らしく、潰れない程度に黒い人影が見え
暗い中に沢山の人がいる雰囲気が伝わりました。


http://tip.or.jp/fujisan_20121024.html

こうした巨石を富士山の絶対的エース、
みたいな捉え方で向かい合うんでしょうかね?
でも、そういう感覚でつき合うと、
ただの石ではなくなるかもしれませんね。

2012年11月3日(土)18時半ごろ訪問 京橋72Gallery(東京)にて