表現における引き算ってなんだろう?
安達ロベルトさんのお話を伺ってから、写真に音楽を載せるためのプロジェクトのために撮っていた一枚から選びました。
メロディーもどきは鼻歌で入れているものの、キーボードで音に出来ていない。まあ、気長に作っていきましょう。
写真に音楽を載せることが足し算だとしたら、引き算ってなんでしょうね?
よく、表現には引き算が必要だって言われるけど。。。
引き算に通じるお話を、歌を通じて考える機会がありました。
僕はカラオケに行くことはほとんどないのですが、たまに手持無沙汰になるアノ時が気になるのです。
それは、間奏。
楽器を弾いたり、踊る人であればそれは歌以外のパフォーマンスを出来る時間だと思うのです。
でも、歌オンリーの人はどうなんだろう。そこで、
歌の間奏のときに歌手の人はどんなことを考えているんですか?
ってボイトレの先生に率直に聞いてみました。
カウントを取って次の歌いだしのことを冷静に考えている、って。
でも、間奏の意味について面白いことが分かりました。
ボーカルを引っ込めることによって、狙う効果がある。
例えば場面を変えたり、気持ちを変えたり。
次に出てくる言葉を際立たせたり。
なるほどー
写真教室でよく言われるのが、
写真を組み合わせて作品にする時の箸休めの写真を用意すること。
これでもか!と強い写真ばかりじゃなくてね。
ビジュアルストーリーの中で「次の予感」を際立される引き算。
歌のように写真を組み合わせてみることを考えてみよう。